本教材は、3~4人のチームに分かれた生徒たちが、仮想所持金(1,000万円)をもとに、東京証券取引所市場第一部の銘柄のうち300銘柄を対象に、どの銘柄を売買するのか議論しながら、実際の株価(終値)に基づいて株式の模擬売買を行うシミュレーション教材です。
アメリカの学校教育現場において、30年以上の実績を持つThe Stock Market Gameの教材をモデルに、我が国では、1995年から中学校・高等学校を主な対象に、この教材を提供しています。
教材の目的と学習効果は?
教材の目的
この教材の目的は、株式自体を学ぶことではなく、また、株式投資のテクニックを学ぶことでもありません。株式の模擬売買を通じて、株価変動の背景となっている現実の経済・社会の動きに生徒たちの目を向けさせることを目的としています。
具体的には、以下のような学習効果が期待できます。
学習効果
- シミュレーション教材として、生徒たちが現実の経済や社会の動きを肌で感じることにより、文字からだけでは学び得ない体験的学習が可能となります。
- 生徒が3~4人でチームを組み、各自が情報を集めながら、どの会社の株式を売買するのかをディスカッションで決めていくため、銘柄決定にあたっては、なぜ選んだかの合理的な理由が求められます。そのため、経済的に合理的な選択が出来るための「意思決定」や「ディベート」の訓練が必然的に行なわれるようになります。
- 企業の情報の集め方を学ぶことから、企業の見方が養われ、これが間接的に、将来の進路を決める上で役に立つとともに、身近な人たちの勤めている企業を理解する一助となり得ます。
- 模擬売買でありながら、実際の株式投資と同じ結果が出てくることから、株式投資の難しさや投資に対するリスクを学ぶことができます。このことは、経済行為における自己責任原則のあり方を学習する契機になり、将来、自己の財産を管理していく上での貴重な体験となり得ます。



