ルールを守って取引をしよう
1 コースを確認しよう
まず、皆さんのクラスはAコース(売買に伴う証券会社に支払う売買委託手数料や税金を計算しない)か、Bコース(売買委託手数料や税金を差し引く)のどちらかを確認してください。
2 参加期間を確認しよう
参加期間は、学校ごとに決められています。
3 元手は1000万円
元手となる仮想所持金1,000万円が各チームに割り当てられます。株式の買付を行うたびに買付代金が元手から差し引かれ、「手持ち現金残高」として「取引結果一覧」に表されます。「手持ち現金残高」が足りない場合、次の買付は出来ません。しかし、いったん買付けた株式を売却すれば、売却代金が「手持ち現金残高」にプラスされ、その分新たな株式を買うことができます。
4 売買対象は東証上場の株式とETF
売買対象は、東京証券取引所(以下、「東証」という。)で売買されている銘柄(プライム市場、スタンダード市場、グロース市場)とETF(*)です。
教材の「売買対象企業一覧」は東証上場銘柄の一部を抜き出したものですので、参考にしてください。
(*)ETFとは、日本語では「上場投資信託」と呼ばれ、株式と同様に取引所に上場しており、株式と同じ方法で売買することができます。
ETFの多くの商品は、TOPIXや日経平均株価など、特定の指標の動きに連動するよう運用・管理されています。
5 売買単位に注意しよう
売買は全て、銘柄ごとに決められた最小売買単位の整数倍で行います。最小売買単位が100株の銘柄は100株買うとか200株売るといった注文は出せますが、70株買うとか、150株売るといった注文は出せません。
※2018年10月内国株式の売買単位が100株に統一されました。

6 取引は終値で
取引の値段は、売買注文を出した日の東証における実際の終値(おわりね。その日の最後についた値段)で行われます。
※1円未満の終値は切り捨てて計算されます。
7 進め方
ログイン

ホームページの「ログインページ」をクリックし、学校とチームのコード及びパスワードを入力しログインすると、メニューが表示されます。
※パスワードなどが正しく認証されないと、次の画面には進めないようになっています。パスワードなどを入力しても認証されない場合は、「よくあるご質問」を参照ください。
売買データの入力

ログインしてから、メニューの「売買データ入力」をクリックし、「売り」か「買い」か、銘柄コード、株数を入力して売買を行います。
注文確認・変更について

入力した売買データを確認・変更できます。
注文を変更する場合は、「変更」ボタンを押して、入力し直してください。
8 取引結果一覧・順位表

入力した売買内容は、入力した日の翌日以降、メニューの「取引結果一覧」で確認できます。
また、「チーム順位表」では、手持ち現金残高と保有株式の時価評価額を合算した資産合計で順位が表示されます。
9 同一日の銘柄の入れ替えは…
同じ銘柄を異なった値段で買い増ししていて、部分的に売却する場合は、最初に買った分から売却することになります。また、手持ち現金が不足して、ある銘柄を売って、同じ日に別の銘柄を買う場合、手持ち現金残高と売却代金を合算した額が買い付け代金より多ければ、同日の売買が可能です。
取引は、売買注文を出した日の最後に出した注文で行われます。
同日に異なる銘柄を追加注文する場合は、前に出した注文を消さずに残したままで注文してください。そうしなければ、前に出した注文が無効となってしまいます。

同日に同じ銘柄を追加注文する場合は、前に出した注文との合計株数を入力してください。そうしなければ、最後に出した注文の株数のみで約定されてしまいます。

<例1:A銘柄100株、B銘柄100株を注文したが、同日に新たにA銘柄100株、C銘柄100株を注文したい場合>
同日最後の注文は…
2つの注文を合算して、A銘柄 200株、B銘柄 100株、C銘柄 100株
と改めて入力します。
<例2:A銘柄100株、B銘柄100株を注文したが、同日にA銘柄200株、C銘柄100株に修正したい場合>
同日最後の注文は…
A銘柄 200株、C銘柄 100株
と入力します。
10 順位が決まるのは最終日
メニューの「チーム順位表」では、手持ち現金残高と保有株式のその日の時価評価額を合算した、資産合計の多い順にチーム名が記載されます。
なお、参加期間終了時に保有株式を売却する必要はありません。チームの最終順位は参加期間の最終日の終値に基づいた保有株式の時価評価額と手持ち現金の合算した額により決定されます。
実施期間中は毎日データが更新されてしまうので、あらかじめ決めていた取引最終日のデータが必要な場合は印刷しておきましょう。
